涸沼の自然

涸沼(ひぬま)は茨城県中部の鉾田市、東茨城郡茨城町、大洗町にまたがる汽水湖です。
今から6,000年ほど前、海水面が上昇して入江の出口が川の土砂によってふさがれ、現在の姿が形成されたといわれています。

満潮時に川が逆流して海水が流れ込み、海水と淡水が混じり合う全国的にもめずらしい汽水湖で、ヤマトシジミやマハゼなど汽水域に生息する魚や貝などの漁場なっているほか、ヒヌマイトトンボなど希少動植物の生息地にもなっています。

シジミ漁の船
大粒のヤマトシジミ

涸沼のほとりにある34.5haの広大な涸沼自然公園には、キャンプ場やせせらぎ広場など自然と触れ合えるアウトドア施設が充実しており、サワガニやカエルなど、水辺の生き物が溢れ、キャンプ、釣り、ウィンドサーフィンを楽しむことができます。

キャンプ場
白鳥もすぐそばで見られる
コイ、ワカサギ、ブラックバス、シーバス、フナ、ハゼ、カレイなどが釣れます
あじさい